COLUMN 住宅コラム
今週のTOPIC 「フラット35、金利を引き上げました!」
住宅金融支援機構が民間金融機関と提供するフラット35の8月適用金利が発表されました
フラット35の優位性
◆融資率9割以下・返済期間21年以上35年以下の主力タイプ
3.140%~5.400%
↓
3.290%~5.570%
今月はフラット35も金利を引き上げました。
長期金利の上昇を背景に、固定金利全体が上昇しており、
フラット35はモゲチェックが集計を開始した2018年1月以降で最高水準となっています。

固定金利全体は上昇していますが、住宅ローンを長期間固定で考える場合には、
返済額が借入時に確定し、将来の金利上昇の影響を受けない安心感は大きなメリットです。
現在は変動金利との差が広がっているため、
目先の金利だけを見ると変動金利が魅力的に感じられるかもしれません。
しかし、住宅ローンは長期間にわたって返済するものです。
将来の返済計画を安定させたい方にとっては、
全期間固定金利であるフラット35は、今後も有力な選択肢といえるでしょう。
長期固定金利をご検討される際には、
フラット35も優先的に比較・検討されることをおすすめいたします。
今月の住宅ローン金利の傾向
今月は固定金利が全体的に上昇した月となりました。
背景には長期金利の上昇があり、
その影響を受けて主要銀行の固定金利が引き上げられています。
また、6月の日銀利上げの影響が徐々に住宅ローン市場にも反映され始め、
一部金融機関では変動金利の引き上げも始まりました。
現在は銀行によって反映時期が異なりますが、
今後は他の金融機関でも順次変動金利が見直されることが予想されています。
各住宅ローン商品の金利動向
■変動金利
現在でも変動金利は固定金利と比較すると低い水準にあります。
一方で、6月の日銀利上げの影響は今後さらに各銀行へ反映される見込みです。
銀行ごとに引き上げ時期や引き上げ幅は異なるため、
現在の適用金利だけを比較するのではなく、
今後0.25%程度の金利上昇も想定した返済計画を考えておくことが重要です。
■固定金利(10年固定)
今月はメガバンク4行すべてが金利を引き上げました。
モゲチェック住宅ローン金利インデックスでは、
メガバンクの10年固定金利は3.780%となっています。
長期金利の影響を受け、固定金利は全体的に上昇傾向が続いています。
固定金利をご検討される方は、今後の金利動向にも注目していく必要があります。
■長期固定金利(フラット35)
フラット35も今月は金利を引き上げ、
モゲチェックが集計を開始した2018年1月以降で最高水準となりました。
現在は固定金利全体が高い水準にありますが、
一度借り入れを行えば返済終了まで金利が変わらない安心感は変わりません。
将来の返済額を確定させたい方にとっては、
現在も有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
今月の住宅ローン金利の動向を総括
今月は固定金利が全体的に上昇し、
変動金利についても一部金融機関で引き上げが始まるなど、
住宅ローン市場にも6月の日銀利上げの影響が徐々に広がり始めています。
現在は、変動金利(メガバンク)は1.082%、
フラット35は3.290%となっており、その金利差は2.21%と、
モゲチェックの集計開始以降で最大となっています。
このため、現在の返済額だけを見ると変動金利の優位性は依然として大きい状況です。
しかし、今後は変動金利も順次引き上げられる可能性があります。
住宅ローンは数十年にわたる長期の返済となりますので、
目先の金利だけで判断するのではなく、
将来の金利上昇リスクやご家族のライフプランを踏まえた住宅ローン選びが大切です。
将来の返済額を確定させ、安心して暮らしたいとお考えの方は、
全期間固定金利であるフラット35も含めて早めに比較・検討されることをおすすめいたします。
目先の数字だけにとらわれず、
ご自身とご家族にとって安心できる住宅ローンを選択していただければ幸いです。
