column

住宅コラム

今週のTOPIC「部屋の結露やカビを抑える壁装材」

  • 2020.7.29

◆湿度を調節する壁材で心地よい毎日に

 

空間のイメージを左右する壁材や天井材には、

クロス(壁紙)や塗壁、木、タイルなど

多種多様な素材が用いられます。

 

素材や商品ごとに特徴がありますが、

最近では、

快適さを高める機能を持たせた商品も

多くみられるようになりました。

特に注目されるのが、調湿機能です。

 

空気中の湿度を調整し、

快適な空気環境を保ち、

部屋の結露やカビを抑える機能を持つ

建材商品が提案されています。

 

湿気の気になる洗面室やトイレ、

納戸やクロゼットはもちろん、

リビングやダイニング、寝室などに

用いることで、

夏場の湿気や冬場の乾燥を抑え、

心地よく過ごすことができるでしょう。

 

最近では、デザイン性も考慮した、

プランニングしやすい素材や

商品が揃っています。

 

珪藻土などの自然素材、

機能タイルやパネルなど、

用いる空間に合わせて

コーディネートが可能です。

 

 

◆珪藻土  商品も多種多様。性能の確認を

 

調湿性を持ち、

快適な空間を生み出す素材としては、

まず自然素材を用いた塗壁が挙げられます。

 

塗壁にもさまざまな種類があり、

その特徴は異なりますが、

馴染みがあるのは珪藻土でしょう。

 

珪藻土は、海や湖などに生息していた

単細胞の植物プランクトンの死骸が

堆積して出来た土層から採取されるものです。

 

多孔質であることから、

調湿性、保温性、断熱性に優れる素材です。

 

石膏ボードに直接塗り付けられるもの、

炭や繊維など他の素材を組み合わせた商品など

多種多様なタイプが揃っています。

 

選ぶ際には、

求める性能を持つタイプかどうか、

用いる空間に適しているか、

十分に検討することが重要です。

 

◆クロス 下地材などとトータルに検討を

 

一般的な住宅に広く用いられるクロスにも、

調湿作用を持つタイプが多くみられます。

 

たとえば、紙や織物など、

天然素材を用いた壁紙などもありますし、

珪藻土や竹炭パウダーを含んだタイプも

みられます。

 

ただ、注意したいのは、

クロスだけで珪藻土など

他素材のような調湿機能を期待するのは

難しいということです。

 

下地材とトータルに検討することが大切なので、

事前に確認することが大切でしょう。

 

 

◆機能タイル 

 空間のイメージも大きく変わる

 

タイルは、耐久性や耐水性に優れるため、

主に水まわりに用いられる素材ですが、

最近では居室の壁や床材などでも、

取り入れられるケースもみられます。

 

特に、

微細な孔を持つ原料を用いて

調湿機能を持たせたタイル商品は、

洗面室やトイレ、玄関、

リビングやダイニング、

ベッドルームなどで用いる例も

増えてきているようです。

 

テクスチャーや

デザインのバリエーションも豊富になり、

さまざまなインテリアに合わせることも可能で、

壁面を個性的に

仕上げることもできるでしょう。

 

 

◆パネル状の建材 

 デザインバリエーションも豊富に

 

建材メーカーからは、

基材に特殊な加工を施すなどして、

調湿や消臭、化学物質を

吸着するなどの機能を付加した

パネル状の壁材もみられます。

 

結露やカビの発生を抑える機能だけでなく、

臭いの原因とされる物質を吸着する機能、

ホルムアルデヒドを吸着する

タイプなども製品化されています。

 

湿気が気になる納戸やクロゼット、

バスルーム、隣接する洗面室などに

向いているタイプが揃っています。

カラーバリエーション、

立体感のある模様や織物のような柄も揃い、

さまざまなコーディネートも可能です。

 

また、壁だけでなく、

天井に適する商品もあるので、

空間に合わせて検討することが

できるでしょう。

 

 

◆まとめ

 

それぞれの素材や商品はの細かな機能性は、

専門的な部分もあるので、

具体的にどのような性能なのか、

ショールームアドバイザーの説明を参考に、

設計担当者と一緒に確認をしましょう。

 

選ぶ際には、デザインも含めて、

ショールームで実物を

確認することが大切です。

 

その上で、住まいの環境や間取りに合わせ、

空間の特性に適した素材を

選択することがポイントでしょう。

 

それでは、また!!