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建物の基礎『べた基礎』と『布基礎』を調べてみました🏠
こんにちは~
パートナーズホーム事務スタッフのなかしぃです。
住宅の基礎とは、建物の全体を支えるコンクリート部分のことで、住宅を建てる際に最初にする工事です。
住宅の基礎には、2種類あります。
ベタ基礎
建物の底面全体が鉄筋コンクリートの土台となります
建物が地面と接する部分が鉄筋コンクリートの面となるため、面で建物の重みを支える構造となっています
ベタ基礎のメリット
*耐震性が高い
*湿気が上がりにくい
*シロアリの侵入を防ぎやすい
建物全体を面で支えるため、不同沈下が発生しにくく地震に強い
また床下がコンクリートで覆われているため湿気が上がりにくく、コンクリートも布基礎より厚いのでシロアリの侵入を防ぎやすい
不同沈下:建物の重みによって地盤が均一に沈下せず、建物が不ぞろいに沈んだり滑り出したりする現象
ベタ基礎のデメリット
*コストが高い
*残土処理
鉄筋とコンクリートの使用量が多いため、布基礎に比べてコストがかかり、土を掘る面積が広いため、残土処理に費用がかさみます
布基礎
壁や柱の下に鉄筋コンクリートを打ち込んで土台とする工法です
住宅を支えるのは立上りの部分のみで、それ以外の部分は地面の上に防水シートを敷き、その上にコンクリートを施設します
布基礎のメリット
*コストが抑えられる
*寒冷地に向いている
コンクリートを打ち込む基礎部分が少ないため、ベタ基礎に比べ施工コストが抑えられる
また、布基礎は基礎を深く打ち込めるため、地面の凍結が発生する寒冷地に向いている
布基礎のデメリット
*耐震性が低い
*湿気とシロアリのリスク
建物を点で支えているため、ベタ基礎に比べて耐震性では不利で、床下のコンクリートが薄いため湿気やシロアリの被害を受けやすい
ベタ基礎は、耐震性が優れているというメリットがあり、布基礎はコストを抑えて施工できるメリットがあります。
またデメリットでは、ベタ基礎はコストが高く、布基礎は湿気やシロアリの対策が必要です。
どちらの基礎でも問題なく住宅を建てることが出来ます。
それぞれのメリットやデメリットを比較して、検討してみてはいかがでしょう。