■ 今週のTOPIC「フラット35、若干金利を引き下げました!!」

住宅金融支援機構(東京都文京区)が

民間金融機関と提供するフラット35

2023年8月の適用金利が発表されました。

 

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の

 主力タイプの金利幅は…

 

 1.72%(前月より-0.01%)~3.08

 

今月も、

金利を引き下げました。

 

 

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の

 金利幅は以下の通りです。

 

1.29%(前月より-0.01%)~2.65

 

中期に関しても

金利を引き下げました。

 

 

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の

 タイプの金利幅は…

 

1.86%~3.22

 

 

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの

 金利幅は…

 

1.43%~2.79

 

以上のようになっています。

 

 

今月のフラット35は、

0.01%とわずかながら

金利を下げました。

 

先月に引き続き、

結果的に、

長期固定金利では、

もっとも魅力的なサービスを

提供しております。

 

また、他の金融機関に比べて

審査が通りやすいのも

フラット35の魅力のひとつです。

 

長期固定金利で

住宅ローンを選ぶなら

フラット35

優先的に検討しましょう。

 

 

20238月の住宅ローン金利の傾向

 

今月の住宅ローンの金利は、

変動金利に動きはなく、

固定金利は、金融機関によって

判断が分かれたと言えるでしょう。

 

しかしながら、

全体的にみると

金利が上がった月と言えそうです。

 

フラット35は、

わずかながら

金利が下がりました。

 

日本の住宅ローン金利に

与える影響が大きい

米国の10年国債の長期金利は、

変わらず上昇を続けております。

 

そして日本の住宅ローンの

今月の金利は、上がりました。

 

今後日銀は、

7月末に金利の引き上げを

決定しております。

 

10年間にわたって行ってきた

金融緩和政策は、

今月で終わりとなり、

来月9月から、

金利上昇になるかもしれません。

 

住宅ローンの利用を検討するなら、

金利が最低水準で

大きく上がることのない

今月がおすすめの時期かもしれません。

 

 

◆各住宅ローン商品の金利動向

 

  • 変動金利

 

今月もほとんどの金融機関が

金利を据え置いており、

史上最低金利を維持しております。

 

金利を据え置いたので、

先月と状況は変わらず

8月の変動金利の

住宅ローンの金利目安は、

0.4%となります。

 

この金利より高ければ割高、

低ければ割安といえます。

 

 

  • 固定金利 10年~(中期)

 

メガバンクは、

先ほどお伝えした通り、

三菱UFJ銀行以外は、

金利を据え置きましたが、

その他は、ネット系銀行を中心に、

多くの金融機関が、

金利を、引き上げました。

 

先月まで2か月連続で、

金利が下がりましたが、

その反動として、

今月は、

多くの金融機関が、

金利を引き上げました。

 

とは言え、

10年固定は、

各金融機関が

変動金利に次ぐ、

人気の商品なので、

金利が上ったとはいえ、

低金利を維持しております。

 

今後に関しては、

10年固定は、

日本国債10年の金利を

ベースにしており、

日本国債10年の金利は、

今後、日銀が

1%上限を引き上げると

発表したので、

今後は上昇傾向となりそうです。

 

人気の高い

10年固定ですが、

この低金利時代には

どの金融機関も

金利は似たり寄ったりで、

比較する判断が難しいのが現状です。

 

金利だけでなく、

繰上げ返済手数料、

事務手数料、団信の内容も踏まえ、

住宅ローンを選びましょう。

 

 

  • 固定金利 長期

 

こちらも

10年固定と同じく、

多くの金融機関が、

金利を引き上げました。

 

その中で、

先月に続き、

今月も僅かながら

金利を下げた

フラット35が、

一番、有益な住宅ローンと

言えるでしょう。

 

長期固定金利は

頭金の割合によって

メリットが変わりますが、

つなぎ融資を利用すれば、

フラット35

頭金なしでも最もメリットがあります。

 

また、今月の金利上昇で、

変動金利と長期固定の

金利差は1%近くなりました。

 

全期間固定は、

金利が高いので

利用したくないが、

変動金利の上昇も

気になるという方は、

ミックスプランを

(変動半分・全期間固定半分)

検討してみては

いかがでしょうか。

 

下がり続ける金利のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

◆2023年8月の

 住宅ローン金利の動向を総括

 

今月は、

金融機関ニよって

判断の分かれた月と

言えるでしょう

 

原罪、

米国の国債の金利の

流れからみると、

現在の日本の

固定金利は、

中期・長期ともに

かなり低い状況です。

 

しかしながら、

日銀は、今後、

金利の目標の上昇の引き上げを

発表しました。

 

今回は1%の引き上げです。

 

理由は、世界的に金利は

上昇しており、

円安が進み、

金融正常化

(金利情報)の

圧力がかかったため、

と言われております。

 

とは言え、今月の金利は、

低水準です。

 

新規で住宅ローンを組む方は、

もちろん。

現在、変動金利にて、

住宅ローンを組んでおらえる方も、

固定金利の低さに

注目しましょう。

 

金利が上ったとはいえ

固定金利の売りである、

安心の固定返済が、

今月も低かったので、

驚くべき

コストパフォーマンスの低さで、

手に入れることができると

考えております。

 

今後、金利が上昇する

可能性を考え

住宅ローンを利用するなら、

過去からみて、低い水準の

この数か月のうちに

動いたほうが良いかもしれません。

 

そして今後必ず起こる

金利上昇を考えると、

変動金利よりも固定金利のメリットを

意識しましょう。

 

現在、金融緩和の政策により

1%に金利は抑えられていますが、

金融政策が変更されれば、

少なくとも1% 程度の

金利上昇が予想されます。

 

そうなれば、

変動金利や期間の短い固定金利は、

たちまちに超長期金利を

追い抜かしてしまうほど、

金利差が小さいことを認識しましょう。

 

そこで、今後の不透明な

金利状況の可能性を考えると、

フラット35は、借入時から完済時まで

全期間固定型の住宅ローン商品なので、

今借り入れた方は35年後の完済時まで

ずっと低金利の恩恵を受けられる…

というメリットがあります。

 

いくら借入時の金利がいくら低くても、

何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…

そうなってしまっては元も子もありません。

 

目先の数字にとらわれず、

しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の

メリット/デメリットを理解し、

家族のライフプランに合った住宅ローンを

選択しましょう!!

 

※下記のサイトにて、

フラット35の金利推移をご確認いただけます。

現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

 

【フラット35】の利用を予定している方、

住宅ローンの新規利用・借り換えを

お考えの方など、

いずれにしても、

早めに行動へ移すことをお勧めします!!

 

2023年8月の住宅ローン金利は、

いまだ低水準で推移しております。

 

現在購入を検討している方はもちろん、

住宅ローンを借り換えのタイミングを

見極めているという方にとって、

金利が低いここ数か月は、

検討する価値があります。

 

住宅ローン金利が低水準にある、

この機会を見逃さないようにしましょう。

 

それでは、また。

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