HOUSING-FUND 住宅資金の話
家を建てる前にする事~~地盤調査をご存じですか?
こんにちは~
パートナーズホーム事務スタッフのなかしぃです。
家を建てる前にする事の一つに、地盤調査があります。
見た目には平坦で丈夫そうに見える土地でも、柔らかい地盤であったりすると
建物の重さに耐えられなくなり、年月をかけて家が傾いてしまったり、
地盤が沈下したりするなどの危険性があります。
その為に建物の工事を始める前には、地盤がどの程度の重さに耐え、
沈下に抵抗する力(地耐力という)をもっているかを調べる必要があります。
いくつかの調査方法がありますが、主にSWS試験(旧スウェーデン式サウンディング試験で調べています。
地面へ鉄の棒(ロッド)を貫入させ、錘(おもり)を乗せて回転させたときの沈み方によって
地盤の硬軟を判定する方法です。
建物の四隅と中央の5ポイントで計測します。※家の形によりポイントが増える事もあります。
一戸建て住宅には一般的な調査方法で、広く採用されています。
地盤調査が終わると、地盤調査報告書が届きます。
その結果、地盤が軟弱だと判断された場合には、必要に応じて地盤改良工事などの対策をしていきます。
地盤改良工事は、表層改良工法や柱状改良工法などがあります。
表層改良工法
2mほど家を建てる場所の土を掘り、セメント系の固化材を入れて地盤を固める方法です。
柱状改良工法
2〜8mほどの深さに軟弱な地盤が続き、表層改良では改善が難しい場合に採用されます。
直径50cm~60cm程の穴を開け、そこから、セメントと水を注入して土と混ぜて撹拌させ、
何本ものコンクリートの柱を地面に打ち込んで地盤を強化する方法です。
地盤改良工事は、調査結果によって工事費用が掛かる場合がありますので、
前もって予算に組み込んだ資金計画が大切になります。
パートナーズホームでは、20年の地盤保証を設けております。
他に住宅ローン申請や土地や建物に関する事など、
些細な事でもパートナーズホームにお気軽にご相談ください。