SITELOG 現場日誌
ZEH住宅の申請に工務店がやる事。
こんにちは。
パートナーズホームのあじです。ヾ(・∀・`*)
マイホームをお考えの方はよく耳にするZEH住宅。
ZEH住宅の意味などは色々なサイトで解説されており、少しづつ世間に浸透しつつある言葉だと思います。
パートナーズホームでは、5年ほど前からお施主様ほぼ100%ZEH住宅にて施工いただいています。
ZEH住宅は高いイメージがあると思いますが、補助金を活用する事によって、断熱性能の差額を補う事が出来ます。
では、ZEH住宅の認定で工務店はいったい何をしているのか、そんな所を紹介できればと思います。ヽ(*^∇^*)ノ
①間取り、家の形が決まったらUA値を計算する。
こちらのUA値とは、簡単に言ってしまうと断熱性能の事です。
断熱性能の計算は、外壁の面積、窓の大きさ、断熱の厚み、土間部分の大きさ、基礎断熱の厚み・施工箇所などを計算します。
その上でZEH住宅の基準数値に満たない場合、各仕様を見直します。
窓の種類、断熱材の等級、基礎断熱の厚み等などです。
その上でUA値がクリアされたら第一段階がクリアです。
②設備が決まったら、一次エネルギー消費量を計算する。
一次エネルギー消費量とは、冷暖房設備、換気設備、照明設備、給湯設備の消費電力の消費の合計を計算します。
その合計が基準値をクリアしていない場合、エアコン設備などを見直す必要があります。
設備が多いほど電力消費量の合計が増えますので、設備が多くなった時は各製品の見直しなどで補う必要があります。
③太陽光発電の発電量を計算する。
ZEH住宅では、太陽光発電の発電量が住まう人が暮らす上で、発電量が使用量を上回っている事が前提としてあります。
①番②番の数値から、発電量>消費量となっていればOKです★
3つのステップクリアするためには、間取り・設備・太陽光発電設備の決定が必要です。
補助金を活用する場合は、ZEHに加え、耐震等級の取得も必要となります。
補助金も予算と応募開始時期があり、申込時期についてはご確認ください。
これまでの家づくりは、お客様の要望を第一に、予算とのバランスで建ててきたと思います。
ですが、これからはお客様の要望+予算+省エネ基準を満たしているか(設備等)になります。
省エネ住宅づくりは地球温暖化対策の一つのして、日本政府が行っているものになります。
そのため、補助金や税金優遇制度などもあります。(´▽`)
豊橋という地域は、日照時間も長く、雪が積もる事がほどんどない地域です。
断熱性能を高め、電気代を節約し、太陽光発電で電気を作り、電気の消費を抑える事が有効に働く地域です。
これからは、電気も自給自足の時代となり、自分で作った電気を自分で使う時代となってきます。
固定買取制度はそのきっかけにすぎません。(。>д<)p
いま、固定買取制度が終わった方々への提案として、蓄電池、電気自動車充電設備への活用へシフトしています。
設備導入・維持について、費用がかかる事もございますが、これからの電気代がかからない様にまた、
日本の電気自給率を上げる対策として個人のできる最大の投資ではないでしょうか。
また、日本のどの地域でもこれが当てはまるとは限りません。m(_ _;m)
雪国や台風の多い地域などは費用対効果など難しくなる所もあると思います。
豊橋は太陽光発電設備の設置場所としましては、ZEH住宅の導入に効果的な地域です。ヾ(o´∀`o)ノ