■ 今週のTOPIC 「トイレの洗浄、大と小の使い方!!」

ほとんどのトイレの

洗浄レバーやボタンは

「大」と「小」の

2種類に分かれています。

 

トイレの種類や機種によっては

使い分け方法が異なります。

 

うまく使えば節約ができるので

エコになります。

 

◆「大」と「小」の意味

 

ご存知だとは思いますが

トイレの洗浄レバーの大は

大便用の洗浄となります。

 

小は、小便用の洗浄の意味です。

 

 

もし大便を「小」で

流してしまうと、

大便やトイレットペーパーが多い場合に

便器内で詰まったり、

排水管内で停滞するなど、

トラブルになる可能性があります。

 

ちなみに古い便器によっては

小だと、トイレットペーパーが

流せないタイプがあることも・・。

 

この理由は、男性の小便だけが

対象なので、小では水の量が少なく

トイレットペーパーは流れないのです。

 

見分け方は、

レバーをひねっている間だけ

水が流れるタイプです。

 

このタイプは、

ホールドタイプと呼ばれ

古いタイプのトイレに

採用されていることが多いそうです。

 

ホールドタイプの場合は、

大便・小便、関係なく

ぺーパーをつかったら

流す必要があります。

 

そして、現在のトイレの主流は、

ノンホールドタイプです。

 

レバーをひねった際に

水が勢いよく一気に流れます。

 

レバーだけでなく、

リモコンやボタン式も

ノンホールドタイプになります。

 

もちろん、小で

トイレットペーパーも流せます。

 

ちなみに、現在のトイレには

ecoボタンがありますが、

これは、男性の小便や

ペーパーをつかわない場合に

使用しましょう。

 

 

◆なぜ「大」と「小」に分かれている?

 

なぜ、

トイレの洗浄レバーは

大と小に分かれいるのでしょう。

 

トイレは沢山の水を使用します。

 

水を使用する際に、

浄水場や下水処理場で電力を使い、

マンションやビルなら

ポンプでくみ上げるなど、

多くのエネルギーを使います。

 

昔の便器は、タンクの水の勢いで

流していたため、

大で約20リットルの水を使用します。

 

1日に3~4回、トイレに行くとすると、

4人家族になると

約280リットル必要になるのです。

 

そして浴槽一杯分の水量よりも

多く水が必要になります。

 

この水を節約できれば、

家計の節約になり、

社会の省エネにも繋がります。

 

節水する技術が進み、

30年前に大で必要な水が13リットル、

現在では約5リットル以下の

水を使用します。

 

そして小なら更に

少ない水量で流せます。

 

トイレの洗浄レバーが

大と小に分かれているのには、

水の節約や省エネな考え

関係しているのです。

 

◆トイレの洗浄の水量を知ろう

 

小レバーは、節水の考えから

1958年に誕生したそうです。

 

大と小では、流す水量にどれほどの

差があるのでしょうか。

 

最新のトイレでは、

大は、4.8リットル

小は、3.6リットル

約1.2リットルの差がでます。

 

一日にトイレに行く回数を考えると

大と小をうまく使い分けると

かなりの節水になるでしょう。

 

自動洗浄が付いているトイレは、

着座時間で大・小を判断するそうです。

 

大は、座って30秒以上で判断し、

30秒未満は、小で流れるそうです。

 

もし小便だけで、

ゆっくりの座っていたら

大と判断されることになります。

 

その場合は、手元のリモコンで

小を押せば大丈夫です。

 

また、小で流すと物足りないからと、

もう一度、小を流すより、

大を一回流す方が、節水できます。

 

トイレの水量は、メーカーと品番で、

ネット検索などで調べてみましょう。

 

どれくらいの節水になるのか、

数字でわかるようになれば、

行動しやすくなります。

 

トイレの大と小を使い分け、

節約した水の量で、

エコに暮らしましょう。

 

それでは、また!!

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