■ 今週のTOPIC「フラット35、大幅に金利を引き下げました!!」

住宅金融支援機構(東京都文京区)が

民間金融機関と提供するフラット35

2023年4月の適用金利が発表されました。

 

 

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の

 主力タイプの金利幅は…

 

 1.76%(前月より-0.20%)~3.07%

 

今月は、

大幅に金利を引き下げました。

 

 

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の

 金利幅は以下の通りです。

 

1.33%(前月より-0.47%)~2.64%

 

中期に関しても

大幅に金利を引き上げました。

 

 

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の

 タイプの金利幅は

 

1.90%~3.21%

 

 

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの

 金利幅は…

 

1.47%~2.78%

 

以上のようになっています。

 

 

 

今月は、同じ期間帯の中長期の固定金利にて、

全ての金融機関は

大幅に金利を引き下げましたが、

フラット35も同様に

全ての借入期間で

他の金融機関以上大幅に

金利を引き下げました。

 

結果的に、今月も

長期固定金利では、

もっとも魅力的なサービスを

提供しております。

 

また、他の金融機関に比べて

審査が通りやすいのも

フラット35の魅力のひとつです。

 

長期固定金利で

住宅ローンを選ぶなら

フラット35

優先的に検討しましょう。

 

 

◆2023年4月の住宅ローン金利の傾向

 

今月の住宅ローンの金利は、

固定金利を中心に

全ての金融機関が金利を

引き下げました。

 

日本の住宅ローン金利に

与える影響が大きい

米国の10年国債の長期金利は、

今月も上昇を続けております。

 

先月・先々月の2か月は、

この米国国債に追いつくべく、

日本の金利も大幅に

上がりました。

 

ところが、4月になって

多くの銀行が金利を引き下げました。

 

これは、市場金利(10年国債)が

引き下がったことに

影響を受けたためです。

 

ここまで、

住宅ローンの金利が下がったのは、

2023年になってはじめての動きです。

 

なお、この2か月の影響で、

今月は金利が下がりましたが、

住宅ローンの金利が、

大幅に上がっていると

お思いの方のいると思いますが、

実際は、1年前の

2022年4月の水準と

大きく変わりません。

 

また、今後の

住宅ローンの金利推移ですが、

しばらくは、

この低金利を維持するかもしれません。

 

理由は、

日銀が、新体制になりましたが、

3月に任期を終えた黒田元総裁が、

10年間にわたって行ってきた

金融緩和政策は、

新体制にも引き継がれます。

 

そのため、当面の金利の変動は

ごくわずかになると予想されます。

 

住宅ローンの利用を検討するなら、

金利が最低水準で

大きく上がることのない

ここ数か月が

おすすめの時期となります。

 

 

◆各住宅ローン商品の金利動向

 

  • 変動金利

 

今月も多くの金融機関が

金利を据え置いています。

 

金利を据え置いたので、

先月と状況は変わらず

4月の変動金利の

住宅ローンの金利目安は、

0.4%から0.5%となります。

 

この金利より高ければ割高、

低ければ割安といえます。

 

 

  • 固定金利 10年~(中期)

 

メガバンク・ネット系銀行、

全ての金融機関が

大幅に金利を引き下げました。

 

今月からは、

まだ低水準の金利状況です。

 

10年固定金利については、

10年国債金利をベースにしています。

 

世界的な金利上昇の中で

先高感があり、日銀の政策転換により、

金利上昇する可能性もありあそうですが、

米国金融機関の相次ぐ経営破綻により、

金利はやや落ち込んでいますので、

ここ数か月は、

低金利を維持しそうです。

 

人気の10年固定ですが、

この低金利時代には

どの金融機関も

金利は似たり寄ったりで、

比較する判断が難しいのが現状です。

 

金利だけでなく、

繰上げ返済手数料、

事務手数料、団信の内容も踏まえ、

住宅ローンを選びましょう。

 

 

  • 固定金利 長期

 

こちらも

ほとんどの金融機関が

金利を引き下げました。

 

長期固定金利は

頭金の割合によって

メリットが変わりますが、

つなぎ融資を利用すれば、

フラット35

頭金なしでも最もメリットがあります。

 

 

◆2022年4月の

 住宅ローン金利の動向を総括

 

今月は金利が引き下がった月と

言ってよいでしょう。

 

ここ2か月の金利上昇により、

4月も金利があがると予想されましたが、

 

 

市場金利の動きに対して変動金利は、

金利が上がりにくい為、

現在でも人気です。

 

しかし、米国の金利が

米国での銀行経営破綻を受け、

日本の市場金利も

ほぼ同時期に下落しています。

 

2023年に入り、

住宅ローンの金利は、

上昇し続けましたが、

大幅に金利が下がった今月は

1年前の金利水準と

ほとんど変わりません。

 

住宅ローンを利用するなら、

過去からみて、低い水準のうちに

動いたほうが良いかもしれません。

 

そして今後必ず起こる

金利上昇を考えると、

変動金利よりも固定金利のメリットを

意識しましょう。

 

現在、金融緩和の政策により

1%程度に金利は抑えられていますが、

金融政策が変更されれば、

少なくとも1% 程度の

金利上昇が予想されます。

 

そうなれば、

変動金利や期間の短い固定金利は、

たちまちに超長期金利を

追い抜かしてしまうほど、

金利差が小さいことを認識しましょう。

 

そこで、今後の不透明な

金利状況の可能性を考えると、

フラット35は、借入時から完済時まで

全期間固定型の住宅ローン商品なので、

今借り入れた方は35年後の完済時まで

ずっと低金利の恩恵を受けられる…

というメリットがあります。

 

いくら借入時の金利がいくら低くても、

何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…

そうなってしまっては元も子もありません。

 

目先の数字にとらわれず、

しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の

メリット/デメリットを理解し、

家族のライフプランに合った住宅ローンを

選択しましょう!!

 

※下記のサイトにて、

フラット35の金利推移をご確認いただけます。

現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

 

【フラット35】の利用を予定している方、

住宅ローンの新規利用・借り換えを

お考えの方など、

いずれにしても、

早めに行動へ移すことをお勧めします!!

 

金利は大幅に下がった

2023年4月の住宅ローン金利は、

いまだ低水準で推移しております。

 

現在購入を検討している方はもちろん、

住宅ローンを借り換えのタイミングを

見極めているという方にとって、

金利が低いここ数か月は、

検討する価値があります。

 

住宅ローン金利が低水準にある、

この機会を見逃さないようにしましょう。

 

それでは、また。

 

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