■ 今週のTOPIC「フラット35、金利を引き下げました!!」

住宅金融支援機構(東京都文京区)が

民間金融機関と提供するフラット35

2023年4月の適用金利が発表されました。

 

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下

 主力タイプの金利幅は…

 

 1.83%(前月より+0.70%)~3.09%

 

今月は、

金利を引き下げました。

 

 

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下

 金利幅は以下の通りです。

 

1.40%(前月より-0.70%)~2.66%

 

中期に関しても

金利を引き上げました。

 

 

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下

 タイプの金利幅は…

 

1.97%~3.23%

 

 

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプ

 金利幅は…

 

1.54%~2.80%

 

以上のようになっています。

 

 

今月は、同じ期間帯の中長期の固定金利にて、

金融機関によって、

対応が分かれましたが、

大幅に金利を下げた

金融機関はありませんでした。

 

前月大幅に金利を下げた

フラット35は、

今月は金利を上げました。

 

フラット35は、

ここ半年近くの間、

下がり続けた

10年国債の金利とは連動せずに、

金利が上がったことが

話題になっていましたが、

フラット35は、

証券化商品であることを

理解すべきです。

 

フラット35の金利は、

国債金利におおよそ連動するのですが、

証券化商品は、

購入する投資家の意向が

より強く反映されます。

 

投資家は、金利上昇局面では

金利を早く上げたいと考えます。

 

また金利下降局面では

金利がゆっくり下げたいと考えます。

 

今回は、超長期の金利が

緩やかに上がり続けたので、

なかなか金利を下げられなかった

事が金利上昇の要因と思われます。

 

しかしながら、

フラット35の金利に近い、

他の金融機関も

金利が上っていますので、

結果的に、

長期固定金利では、

もっとも魅力的なサービスを

提供しております。

 

また、他の金融機関に比べて

審査が通りやすいのも

フラット35の魅力のひとつです。

 

長期固定金利で

住宅ローンを選ぶなら

フラット35

優先的に検討しましょう。

 

 

20234月の住宅ローン金利の傾向

 

今月の住宅ローンの金利は、

変動金利に動きはなく、

固定金利は、

金融機関によって

判断が分かれました。

 

日本の住宅ローン金利に

与える影響が大きい

米国の10年国債の長期金利ですが、

米国の雇用統計の発表が

5月5日に予定されており、

今後の米国の金利の

方向性はきまると思います。

 

そして当然ながら、

日本の金利にも

影響されるのですが、

新体制になり、

金融緩和の継続を決めや

植田日銀が

どのような判断をするのか、

注目です。

 

日銀が、植田新体制になりましたが、

3月に任期を終えた黒田元総裁が、

10年間にわたって行ってきた

金融緩和政策は、

植田新体制にも引き継がれます。

 

そのため、当面の金利の変動は

ごくわずかになると予想されます。

 

住宅ローンの利用を検討するなら、

金利が最低水準で

大きく上がることのない

ここ数か月が

おすすめの時期となります。

 

 

◆各住宅ローン商品の金利動向

 

  • 変動金利

 

今月も多くの金融機関が

金利を据え置いています。

 

金利を据え置いたので、

先月と状況は変わらず

4月の変動金利の

住宅ローンの金利目安は、

0.4%となります。

 

この金利より高ければ割高、

低ければ割安といえます。

 

 

  • 固定金利 10年~(中期)

 

メガバンク・ネット系銀行、

金融機関によって

判断が分かれました。

 

メガバンク系は、

金利上昇の傾向にあり、

ネット系銀行は、

金利を据え置くか、

若干金利を下げました。

 

10年固定金利については、

10年国債金利をベースにしています。

 

やはり予想通り、

ここ数か月は、

低金利を維持しそうです。

 

そんな中、

金利を下げたSBI新生銀行が、

金利を据え置きしたそな銀行に

金利の低さで追いついて来ました。

熾烈なTOP争いが

起こっておりますので、

来月は、全体てきに

大きく動くかも

(金利が下がるかも)

しれません。

 

人気の高い

10年固定ですが、

この低金利時代には

どの金融機関も

金利は似たり寄ったりで、

比較する判断が難しいのが現状です。

 

金利だけでなく、

繰上げ返済手数料、

事務手数料、団信の内容も踏まえ、

住宅ローンを選びましょう。

 

 

  • 固定金利 長期

 

こちらも

金融機関によって

判断が分かれました。

 

民間の金融機関も、

一時に比べ金利を下げましたが、

まだまだ、

フラット35の独り勝ちの状況です。

 

長期固定金利は

頭金の割合によって

メリットが変わりますが、

つなぎ融資を利用すれば、

フラット35

頭金なしでも最もメリットがあります。

 

 

◆2023年5月の

 住宅ローン金利の動向を総括

 

今月は、

金融機関ニよって

判断がわかれた月と

なりました。

 

今月の住宅ローンの

動きをみると、

中長期の固定金利に注目です。

 

先月の

大幅な金利ダウンから、

思ったより

金利が上昇しておりません。

※通常は、金利が乱高下した場合、

翌月はその反動にて、

下がった場合は上がり、

上がった場合は下がります。

 

これまでの、

米国・日本の国債の

金利の流れからみると、

現在の固定金利は、

中期・長期ともに

かなり低い状況です。

 

しかしながら、

いずれはこの反動で

大きく金利は上がるでしょう。

 

新規で住宅ローンを組む方は、

もちろん。

現在、変動金利にて、

住宅ローンを組んでおらえる方も、

この固定金利の低さに注目しましょう。

 

固定金利の売りである、

安心の固定返済が、

驚くべき

コストパフォーマンスの低さで、

手に入れることができると

考えております。

 

住宅ローンを利用するなら、

過去からみて、低い水準の

ここ数か月のうちに

動いたほうが良いかもしれません。

 

そして今後必ず起こる

金利上昇を考えると、

変動金利よりも固定金利のメリットを

意識しましょう。

 

現在、金融緩和の政策により

1%程度に金利は抑えられていますが、

金融政策が変更されれば、

少なくとも1% 程度の

金利上昇が予想されます。

 

そうなれば、

変動金利や期間の短い固定金利は、

たちまちに超長期金利を

追い抜かしてしまうほど、

金利差が小さいことを認識しましょう。

 

そこで、今後の不透明な

金利状況の可能性を考えると、

フラット35は、借入時から完済時まで

全期間固定型の住宅ローン商品なので、

今借り入れた方は35年後の完済時まで

ずっと低金利の恩恵を受けられる…

というメリットがあります。

 

いくら借入時の金利がいくら低くても、

何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…

そうなってしまっては元も子もありません。

 

目先の数字にとらわれず、

しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の

メリット/デメリットを理解し、

家族のライフプランに合った住宅ローンを

選択しましょう!!

 

※下記のサイトにて、

フラット35の金利推移をご確認いただけます。

現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

 

【フラット35】の利用を予定している方、

住宅ローンの新規利用・借り換えを

お考えの方など、

いずれにしても、

早めに行動へ移すことをお勧めします!!

 

金利は大幅に下がった

2023年4月の住宅ローン金利は、

いまだ低水準で推移しております。

 

現在購入を検討している方はもちろん、

住宅ローンを借り換えのタイミングを

見極めているという方にとって、

金利が低いここ数か月は、

検討する価値があります。

 

住宅ローン金利が低水準にある、

この機会を見逃さないようにしましょう。

 

それでは、また。

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