■ 今週のTOPIC「フラット35、金利を引き下げました!!」
住宅金融支援機構(東京都文京区)が
民間金融機関と提供するフラット35の
2023年7月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は…
1.73%(前月より-0.03%)~3.02%
今月も、
金利を引き下げました。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の
金利幅は以下の通りです。
1.30%(前月より-0.70%)~2.59%
中期に関しても
金利を引き下げました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の
タイプの金利幅は…
1.87%~3.16%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの
金利幅は…
1.44%~2.73%
以上のようになっています。
今月は、
殆どの金融機関が金利を
引き下げた月となり、
フラット35も、
今月も金利を下げました。
先月に引き続き、
結果的に、
長期固定金利では、
もっとも魅力的なサービスを
提供しております。
また、他の金融機関に比べて
審査が通りやすいのも
フラット35の魅力のひとつです。
長期固定金利で
住宅ローンを選ぶなら
フラット35を
優先的に検討しましょう。
◆2023年7月の住宅ローン金利の傾向
今月の住宅ローンの金利は、
変動金利に動きはなく、
固定金利は、
多くの金融機関が
金利を下げたと言えるでしょう。
日本の住宅ローン金利に
与える影響が大きい
米国の10年国債の長期金利は、
変わらず上昇を続けておりますが、
日本の住宅ローンは、
金利は、下がりました。
日銀は粘り強く
今月も金融緩和の継続を
維持しております。
4月からはじまった、
日銀の植田新体制ですが、
10年間にわたって行ってきた
金融緩和政策は、
植田新体制は引き継でおります。
まだ数か月、
当面の金利の変動は
ごくわずかになると予想されます。
住宅ローンの利用を検討するなら、
金利が最低水準で
大きく上がることのない
ここ数か月が
おすすめの時期となります。
◆各住宅ローン商品の金利動向
- 変動金利
今月もほとんどの金融機関が
金利を据え置いています。
金利を据え置いたので、
先月と状況は変わらず
4月の変動金利の
住宅ローンの金利目安は、
0.4%となります。
この金利より高ければ割高、
低ければ割安といえます。
- 固定金利 10年~(中期)
メガバンク・ネット系銀行、
多くの金融機関が、
金利を、引き下げました。
中には、
引き揚げた金融機関も
ありましたが、
先月大幅に下げた
金融機関ですので、
2か月の動きとしては
金利は下がっております。
10年固定は、
各金融機関が
変動金利に次ぐ、
人気の商品なので、
今後ここ数か月は、
低金利を維持が予想できます。
ランキングでは、
メガバンクの検討が
目立っております。
人気の高い
10年固定ですが、
この低金利時代には
どの金融機関も
金利は似たり寄ったりで、
比較する判断が難しいのが現状です。
金利だけでなく、
繰上げ返済手数料、
事務手数料、団信の内容も踏まえ、
住宅ローンを選びましょう。
- 固定金利 長期
こちらも
10年固定と同じく、
多くの金融機関が、
金利を引き下げました。
その中で、
先月に続き、
今月も金利を下げた
フラット35が、
一番、有益な住宅ローンと
言えるでしょう。
長期固定金利は
頭金の割合によって
メリットが変わりますが、
つなぎ融資を利用すれば、
フラット35が
頭金なしでも最もメリットがあります。
◆2023年7月の
住宅ローン金利の動向を総括
今月は、
金融機関ニよって
全体的には金利の下がった月と
言えるでしょう
今月の住宅ローンの
動きをみると、
固定金利に注目です。
2か月前の
大幅な金利ダウンから、
思ったより
金利が上昇しておらず、
下がっております
これまでの、
米国の国債の金利の
流れからみると、
現在の日本の
固定金利は、
中期・長期ともに
かなり低い状況です。
しかしながら、
いずれはこの反動で
大きく金利は上がるでしょう。
新規で住宅ローンを組む方は、
もちろん。
現在、変動金利にて、
住宅ローンを組んでおらえる方も、
この固定金利の低さに
注目しましょう。
固定金利の売りである、
安心の固定返済が、
先月でも低かったのですが、
今月は更に金利が下がったので、
驚くべき
コストパフォーマンスの低さで、
手に入れることができると
考えております。
住宅ローンを利用するなら、
過去からみて、低い水準の
ここ数か月のうちに
動いたほうが良いかもしれません。
そして今後必ず起こる
金利上昇を考えると、
変動金利よりも固定金利のメリットを
意識しましょう。
現在、金融緩和の政策により
約1%に金利は抑えられていますが、
金融政策が変更されれば、
少なくとも1% 程度の
金利上昇が予想されます。
そうなれば、
変動金利や期間の短い固定金利は、
たちまちに超長期金利を
追い抜かしてしまうほど、
金利差が小さいことを認識しましょう。
そこで、今後の不透明な
金利状況の可能性を考えると、
フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時まで
ずっと低金利の恩恵を受けられる…
というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、
何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…
そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、
しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の
メリット/デメリットを理解し、
家族のライフプランに合った住宅ローンを
選択しましょう!!
※下記のサイトにて、
フラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
【フラット35】の利用を予定している方、
住宅ローンの新規利用・借り換えを
お考えの方など、
いずれにしても、
早めに行動へ移すことをお勧めします!!
金利は大幅に下がった
2023年4月の住宅ローン金利は、
いまだ低水準で推移しております。
現在購入を検討している方はもちろん、
住宅ローンを借り換えのタイミングを
見極めているという方にとって、
金利が低いここ数か月は、
検討する価値があります。
住宅ローン金利が低水準にある、
この機会を見逃さないようにしましょう。
それでは、また。