■ 今週のTOPIC「地鎮祭を行いましょう!!!」

◆地鎮祭とは

 

地鎮祭は、

土木工事や建設工事などで

工事を始める前に行います。

 

工事予定の

土地の神様(氏神様)を鎮め、

土地を利用させてもらうことの

許しを得ることです。

 

その土地をよく祓い清め、

神様に工事開始をご報告し、

工事の安全と無事完成を祈願し

建物が末永くその場所に

経ち続ける事をお願いする

大切なお祭りです。

 

一般的には神式で、

神社の神主さんが行います。

 

土地の四隅に青竹などを差し、

その間を注連縄(しめなわ)で

結ぶなどの結界を作り、

執り行います。

 

また、神式だけでなく、

仏式・キリスト式での

地鎮祭もあります。

 

仏式では「起工式」、

キリスト式では「鍬入れ式」

といいます。

 

 

◆地鎮祭の読み方・呼ばれ方

 

地鎮祭の読み方は

「じちんさい」

「とこしづめのまつり」

と二通りありますが、

「じちんさい」が

一般的です。

 

ちなみに

地鎮祭の「鎮」の字は、

しずめる・おちつかせる

という意味があります。

 

地鎮祭は安全祈願祭と

呼ばれることもあります。

 

他にも

鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも

言います。

 

 

◆地鎮祭の歴史

 

地鎮祭の歴史は古く、

1300年以上前から

行われておりました。

 

飛鳥時代の西暦645年に

日本書記にて

地鎮祭が行われた記録が

残っております。

 

 

◆地鎮祭を行いましょう!

 

地鎮祭は、家づくりの際に

必ず行わなくてはいけない

という義務はないので

行わなくても問題ありません。

 

最近は、時代の変化などもあり、

ハウスメーカーなどでは、

お施主様の意向にて

地鎮祭を行わない場合が

増えているそうです。

 

ただ、工事の安全と

末永く建物が繁栄することを

祈願するお祭りですので、

地鎮祭を行うことを進めします。

 

手間や時間・費用が

かかるという場合ですが、

ほとんどがビルダー・工務店側が

準備をおこないますので、

お施主様は、当日参加するだけです。

 

当日、お施主様が参加する時間も

約30分くらいです。

 

費用に関しては、

地域によりますが、

神主さんへのお礼として

初穂料がかかりますが、

一般的に3万円から5万円くらいです。

 

初穂料の金額に関しては、

ビルダー・工務店に

ご相談してください。

 

また服装に関してですが、

神事という神聖な儀式ですが、

普段着で問題ありません。

 

もちろん、スーツなどの

礼服での参加も大丈夫です。

 

地鎮祭を行わなくても

家づくりに成功しない

というわけではありませんので

気持ちの問題だと思います。

 

家づくりは、

一生に一度あるかないかの

大きな経験と買い物です。

 

ですので、

地鎮祭を経験することによって、

家づくりへの想いが

より深いものになると思いますし

「いよいよ家づくりが始まる」

といったモチベーションが

上がると思います。

 

また、お施主様だけでなく、

職人さん・業者さん・

ビルダー・工務店の

スタッフや関係者にも

モチベーションが上がります。

 

これまでお伝えしたように、

地鎮祭は必ず行わなくても

良いのですが、

・工事の安全

・建物の繁栄

・家づくりへのモチベーション

など、家づくりを行う上で

良い事ばかりですので、

家づくりを行う際は、

地鎮祭を是非行いましょう。

 

そして、地鎮祭が終わると、

本格的に家づくりがスタートします。

 

それでは、また!!

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