お菓子が先には2つの理由があった🍫
こんにちは~
パートナーズホーム事務スタッフのなかしぃです。
2月のイベントで有名なのが
14日のバレンタインデーですが、
翌日の2月15日がお菓子の日というのは、
あまり知られておりません。
毎月15日は、お菓子の日です。
特にバレンタインデーの次の日である
2月15日は、一番重要視されています。
お菓子の日は、
全国菓子工業組合連合会が
1981(昭和56)年に制定しました。
お菓子の神様を祀った例大祭が
15日に行われていた故事にちなんでいます。
お菓子の神社としては、
和歌山県下津町・橘本神社、
兵庫県豊岡市・中嶋神社が知られています。
そして最近は、
お抹茶と和菓子をメニューにするお店が
増えてきました。
その際には、
お抹茶とお菓子が
同時に提供されることが多いものです。
茶道での稽古やお茶会には、
お抹茶をその場でたてる人が
「どうぞお菓子をお召し上がり下さい。」
とすすめます。
実際に、
「なぜ、抹茶の前にお菓子を全部食べるんですか?」
ということを聞きます。
先にお菓子をお客さまに召し上がっていただくには
2つの理由があるとされています。
◆理由1:あくまでお菓子は引き立て役のため
茶道は
「一服のお抹茶をいかに美味しく味わっていただくか」
ということがメインです。
つまり、お菓子はあくまで、
お抹茶の引き立て役です。
先にお菓子をいただくことで、
口の中に微かに甘みが残り、
よりお抹茶が美味しくいただけるのです。
◆理由2:空腹のときの刺激を和らげるため
空腹のときにお抹茶をいただくと
胃への刺激が強いため、その負担を和らげる目的、
というのも理由のひとつと言われています。
美味しくお抹茶をいただくにも
身体に負担がないということも大切なのですね。
◆もしお菓子を食べきれない場合はどうする?
お菓子は全て食べ終わってから
お抹茶をいただくというということが
茶道の作法です。
しかし、どうしてもお菓子を
その場で食べきることができない場合は、
お菓子を食べる際に使う懐紙(かいし)に包み、
持ち帰りましょう。
その場では、
途中まで手をつけたお菓子を包み、
ご自身のポケットや
数奇屋袋(すきやぶくろ)と呼ばれる袋などに
一時的に入れておいて、
人目にあまりつかないように配慮をしましょう。
なぜその必要があるかというと、
お菓子が下がってからではないと
お抹茶をお出しすることができないからです。
また、お菓子を一口づつ食べながら
交互にお抹茶も飲む、
ということは茶道の作法ではタブーですので、
ご注意ください。
茶道の作法で美しく、
そして美味しくお菓子もお抹茶もいただきましょう。