今週のTOPIC「LED照明を考えよう」

家づくり照明を考えた際に、

LED照明の採用を考える方もいるでしょう。

 

LED照明といえば

まだまだ高いイメージはあります。

 

しかし永く住まう家の日々の電気代なども考えたら

LED照明を採用は、必然かもしれません。

 

では、

LED照明とLED電球の違いはご存知でしょうか?

 

今回はLED照明についてお伝えします。

 

 

 

■LED照明とLED電球は違う!

 

「せっかく家を新築するのだから

 照明は長寿命で経済的なLED照明を使いたい」

 

このように考えている方は多いと思います。

 

ただLED照明と一口に言ってしまっても

通常のLED電球や

照明器具に実装されてしまっているタイプなど

様々な種類があります。

 

ついついLED照明イコールLED電球と

考えてしまいがちではありますが、

むしろ新築の場合はLED電球よりも

照明器具に直接実装されているLED照明の方を

多用することになると思います。

 

この実装型の場合

もしランプが切れて

取り換えしなければならなくなった際には

器具ごと交換しなければならないという

大きなデメリットがあります。

 

しかし、電球に比べて

望みどおりの配光をしやすく、

バリエーションも多数存在するために

非常に使い勝手の良い照明となっています。

 

もちろんLED電球も

新築時から利用することは可能ですが、

やはり通常の白熱電球に比べて

まだまだ価格がかなり高いという面があります。

 

場所によってLED電球を使う場所もあれば

実装型を使う場合もあると思いますが、

価格面の検討は十分に必要です。

 

ちなみに毎日使う電気代という意味では

白熱電球に比べてLED電球の方が格段に安いため、

初期費用や電気代を含めたトータルコストで考えると

LED電球の方がお得です。

 

トータルコストで考えると

電球型蛍光灯もあまり変わりませんので、

2027年に製造中止・輸入中止になるので、

これから家づくりを考える方には

おススメできません。

 

 

 

 

■LED照明も寿命がきたら交換が必要!

 

さて、そんな長寿命と言われているLED照明ですが、

実際どれぐらいもつのかご存知でしょうか?

 

LEDが出始めたころには

10万時間以上大丈夫と思われていましたが、

実際の実用期間としては

大体4万時間程度だと言われています。

 

当然4万時間に届かないということもあるのですが、

実はLED自体の寿命と言い切れない部分もあります。

 

LED照明の寿命が切れる理由としては、

LEDに組み込まれている電子回路部品などが

原因だったりするためです。

 

そのため部品状態次第で4万時間に

全く届かないこともあれば、

4万時間を全然越すことがあります。

 

もちろん部品が壊れたらその部品だけを交換して、

ということは基本的にできませんので

LED照明の寿命と言ってしまっても

同じことになります。

 

そしてLED照明を使う際に重要なこととしては、

施主自らメンテナンスができる場所に

利用するということです。

 

紹介した通りLED照明は

およそ4万時間で寿命がきます。

 

4万時間だと大体10年~15年の間に

寿命がくるということですので、

交換する必要が出てきます。

 

せっかく長寿命のLED照明を使うのだから

吹き抜けの最も高いところに

利用したいと考えている方も多いと思いますが、

前提としては自分でメンテナンス出来るように

しておくことが必要です。

 

もし自分でメンテナンスできない場所に

利用するのであればランプが切れても

あまり影響のない場所に利用しましょう。

 

少なくともランプが切れると

大きな影響がある場所については

メンテナンスしやすい場所に設置することが

重要になります。

 

ちなみに以前は、LED照明は

明確な規格が存在しませんのでしたので、

メーカーによって大きさも形も明るさも

バラバラでした。

 

しかし現在は、LEDの規格が存在し、

照明規格が簡単になっております。

 

そして

どの場所にはどのような照明器具を使うのかの

照明計画を事前に一つ一つ決めておくことが

大事になってきますので、

照明計画は、家づくりのプロに相談しましょう。

 

それでは!また!!

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