■ 今週のTOPIC「住宅ローンと老後の資金」
40歳代 50歳代の殻が
家づくりを行うとき、
住宅ローンの返済、また老後資金に
不安を感じているという方は
少なくありません。
老後の資金を、
一般的な家計の収入・支出を参考に
計算すると
100歳まで生きると
2000万円が不足するそうです。
では、40歳代 50歳代の方は
どのローンを組み
自己資金を準備するのが
よいかをお伝えします。。
◆老後の資金の目安は?
まずは老後資金が
どれくらい必要なのかお伝えします。
住宅ローンを
シュミレーションすると
100歳くらいまで
長生きすると設定すると
65歳から69歳までが
約75,000円×60ヵ月
450万円
70歳から74歳までが
約66,000円×60ヵ月
396万円
75歳から100歳までが
約38,000円×300ヵ月
1140万円
となり
約1986万円が
不足するという結果が出ます。
皆様も
平均余命や例えば120歳まで
長生きするとどうなるかなどを
計算をしてみたり、
老後の想像をして
収入や支出の内訳を
シミュレーションしてみてください。
インターネット検索で、
「住宅ローン シュミレーション 老後」
で検索すると
皆様でも簡単に
シミュレーションが可能です。
◆収入・支出見込みを入力しましょう。
シミュレーションを行う際は
可処分所得の項目を
ご自身の収入見込みに
変更して下さい。
老後の収入源は、
殆どの方が、年金のみ
になるかと思います。
年金は、
日本年金機構の「年金ネット」で、
年金見込額を試算することが可能です。
年金ネットは基礎年金番号があれば、
だれでも使えますので、
チェックしてみましょう。
試算結果で、
世帯の年金見込みが
平均を上回っていれば、
安心できると思います。
◆住宅購入や老後資金の前に
住宅購入を考える前に、
現在の預金や、家計の状態を
チェックしましょう。
貯金がない、
ボーナスで補っている場合は、
優先的に家計を
改善しましょう。
●収入と支出だけでなく、
住宅を購入するとしたら、
初期費用がいくらまでだせるか
●毎月のローン返済額はいくらか
をチェックしてください。
どうしたらいいのかわからない場合は
ファイナンシャルプランナーや
資金計画アドバイザーなど
お金のプロに相談しましょう。
◆住宅ローンの組み方は?
実際に一般的な
65歳以降の生活は
楽なものではありません。
老後の生活を見据え、
住宅ローン返済を行うのは、
無理があると考えられます。
まずは、
住宅ローン完済の年齢設定を、
65歳までと考えましょう。
また
定年が60歳の場合は、
住宅ローンも60歳までに
完済すると設定しましょう。
そして、
いくらまでなら家づくりの
資金にできるのか
どのタイプの住宅ローンを
組めるのかを考えましょう。
◆ローン返済
現在は超低金利時代ですので
住宅ローンを低金利で借りることが
できます。
余剰資金は、
預貯金しておくのではなく、
繰り上げ返済で
完済時期を前倒しにすることを
おススメします。
その場合、
繰上返済手数料がかからない
金融機関や住宅ローン商品を
選択しましょう。
◆まとめ
今回お伝えした方法が
必ずしも正解ではありません。
自己資金が足りないときには、
自己資金を貯めつつ
不動産価格が下がるのを待つことなど
色々な方法を検討しましょう。
条件のいい土地や物件は、
また出てくる場合があるので
焦らずに待つことも大事です。
また、住宅を購入し
生活がはじまりましたら、
繰上返済や借り換え、住み替え、
リバースモーゲージなど
その時の最良の方法が
選択できるように
情報を持つことが大切です。
また
お金のプロである
資金計画アドバイザーや
ファイナンシャルプランナーに
相談しましょう。
それでは、また!!