COLUMN 住宅コラム
今週のTOPIC 「フラット35、金利を引き上げました!!」
住宅金融支援機構が
民間金融機関と提供する
フラット35の9月金利です。
◆融資率9割以下・返済期間21~35年
3.290%~5.570%
↓
3.460%~5.690%
となりました。
下限金利は+0.17%、
上限金利は+0.12%の
引き上げです。
◆融資率9割以下・返済期間20年以下
2.970%~5.250%
↓
3.140%~5.370%
となりました。
こちらも、
下限金利は+0.17%、
上限金利は+0.12%の
引き上げです。
今月は、
メガバンクの10年固定だけではなく、
フラット35についても
金利が上昇する結果となりました。
ここで知っておきたい
「住宅ローンの金利は、いつ決まる?」
今回の金利を見ると、
「9月は3.46%なんだ」
と思われるかもしれません。
しかし、
ここで注意していただきたいことがあります。
それは、
「9月に申し込めば、
必ず3.46%で借りられる」
という意味ではない
ということです。
フラット35をはじめ、
実行時金利が適用される住宅ローンでは、
実際に融資が実行される時点の金利が適用されます。
例えば、
9月に住宅ローンの申込みをして、
その時点では3.46%だったとしても、
建物の完成が数か月先になり、
その時に融資が実行されるのであれば、
その時点の金利が適用される
ということです。
つまり、
注文住宅の場合は、
「住宅ローンを申し込んだときの金利」
だけを見て資金計画を立てるのではなく、
「建物が完成して、実際に融資を受けるときの金利」
まで考えておく必要があります。
これは、
これから家づくりをする方には
ぜひ知っておいていただきたいポイントです。

借入の金利を知っておいてほしい
「今の金利=自分が借りる金利」ではない場合があります。
家づくりを始めると、
住宅会社から
「今月の住宅ローン金利は○%です」
という話を聞くことがあります。
もちろん、
現在の金利を知ることは大切です。
しかし、
それだけで判断してはいけません。
例えば、
9月に住宅ローンを申し込んでも、
建物の完成・融資実行が
数か月後になるのであれば、
その時点の金利が適用される商品もあります。
つまり、
「家を建てよう!」
と決めて住宅ローンを申し込んだ時の金利が、
そのまま自分の借入金利になるとは限らない
ということです。
そのため、
住宅ローンを選ぶ際には、
必ず、
・申込時金利なのか
・実行時金利なのか
・金利が確定するタイミングはいつなのか
を確認するようにしましょう。
フラット35の優位性
ここまで見てきたように、
住宅ローンでは、
「金利が何%なのか」
だけではなく、
「その金利がいつ決まるのか」
ということも重要です。
さらに、
住宅ローンは長期間にわたるため、
将来の金利上昇についても
考えておく必要があります。
変動金利は、
現在の金利が低いことが
魅力の一つです。
しかし、
将来的に金利が上昇すれば、
返済計画に影響する可能性があります。
一方、
フラット35は全期間固定型です。
融資実行時に返済終了までの金利が確定するため、
長期的な返済計画を立てやすいことが特徴です。
もちろん、
現在の金利だけを比較すれば、
変動金利のほうが低いケースもあります。
だからこそ、
住宅ローン選びでは、
「最安金利を探す」だけではなく、
「金利上昇に耐えうる返済計画を立てる」
という考え方が重要になります。
長期固定を検討される方は、
フラット35を優先的に検討してみてはいかがでしょうか?

2026年9月の住宅ローン金利の動向を総括
今月は、
全体的に金利が上がった月
と言えるでしょう。
メガバンク4行の10年固定金利は、
4行すべてが引き上げ
さらに、
フラット35についても
金利が引き上げられました。
住宅ローンを検討する際には、
この「金利上昇」だけではなく、
「金利がいつ確定するのか」
ということも、
忘れてはいけないポイントです。
特に注文住宅では、
住宅ローンの申込みから
実際の融資実行までに
時間が空くことがあります。
そのため、
現在の金利だけを見て
「この返済額なら大丈夫」
と判断するのではなく、
金利が上昇した場合も含めて、
余裕を持った返済計画を
考えることが大切です。
各住宅ローン商品の金利動向
変動金利
今回の金利マスターデータには、
変動金利の具体的な数値がないため、
今月の具体的な動きについては
お伝えできません。
ただし、
変動金利を選択する場合は、
現在の金利だけではなく、
将来的な金利上昇に
耐えられる返済計画かどうかを
考えることが重要です。
「今の返済額なら大丈夫」
ではなく、
「金利が上昇しても返済できる」
というところまで考えておきましょう。
固定金利 10年~(中期)
今月のメガバンク4行の
10年固定金利は、
すべて上昇しました。
〇三菱UFJ銀行 +0.04%
〇三井住友銀行 +0.05%
〇みずほ銀行 +0.10%
〇りそな銀行 +0.16%
という動きです。
10年固定は、
一定期間の金利を固定できることが
メリットの一つです。
一方で、
固定期間終了後の金利についても
考えておく必要があります。
また、
金利だけでなく、
事務手数料、
繰上げ返済手数料、
団信の内容なども含めて、
総合的に比較することが大切です。
固定金利 長期
長期固定では、
フラット35が
今月金利を引き上げました。
融資率9割以下、
返済期間21年以上35年以下では、
3.290%~5.570%
↓
3.460%~5.690%
となっています。
長期固定を検討する場合、
重要なのは、
「将来の金利上昇をどこまで気にするのか」
ということです。
住宅ローンは、
20年、30年、35年という
長い期間で返済するケースがあります。
その間の金利を
正確に予測することはできません。
だからこそ、
長期固定によって
返済計画を安定させるという考え方には
大きな意味があります。
そして、
フラット35については、
「申込み時の金利」ではなく、
「融資実行時の金利」が適用される
という点も、
事前に理解しておきたいところです。
「今月の金利が何%だから、
その金利で借りられる」
という単純な話ではありません。
申込みから完成・融資実行までの期間も含めて、
資金計画を考える。
これからの住宅ローン選びでは
非常に重要になってくるでしょう。
最後に
今回の住宅ローン情報で
一番お伝えしたいことは、
「最安金利を探す」だけではなく、
「金利上昇に耐えうる返済計画を立てる」
ということです。
そして、
もう一つ覚えておいていただきたいのが、
「申込み時の金利と、
実際に借りる時の金利が同じとは限らない」
ということです。
特にフラット35をはじめとした
実行時金利の商品では、
住宅ローンを申し込んだ後、
建物が完成して融資が実行されるまでの間に、
金利が変わる可能性があります。
だからこそ、
住宅ローンを選ぶときには、
「今、一番安い金利はどこ?」
だけではなく、
「金利が上がった場合でも、
この家を無理なく維持できるか?」
まで考えてみてください。
資金計画を考える際には、
「現在の金利」だけでなく、
金利確定のタイミングや、
融資実行までの期間について、
事前に確認しておくことが大切です。
金利上昇を完全に予測することはできません。
だからこそ、
上昇した場合にも対応できる
余裕のある資金計画を
早めに考えておきましょう。
長期固定を検討される方は、
フラット35も優先的に検討してみてください。
目先の数字にとらわれず、
ライフプランに合った選択をしましょう。

